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2020年不思議な年の瀬

明けても暮れてもコロナ・コロナに追いかけられた一年。
感染症との戦いは長いと覚悟していたとはいえ、
この年末にきて、方向の定まらない無策により、
歯止めのかからない拡大ぶりには命の危険さえ感じる。
本当に嘆かわしい。

 

リッチモンドスクールは、相変わらずオンラインレッスン。
数クラスは生徒さんの希望で開いているが、
全てのクラスの再開の目途はたっていない。

 

リッチモンドに行くことも少なく、生徒さん達に会えないのは寂しいが、
教室に行かなくなって緊張感に欠け、のんびり、だらだら生活。
なかなか頭が切り替わらず仕事モードにならない。

 

このままではいけないと、電車に乗る恐怖と戦い、
教室に行って仕事モードを思い出す。

 

以前はガラガラだった電車も混んでいて、
寒さのせいか、気の緩みか、電車の窓が開いていない。
私は、使い捨て手袋を常に持参し、窓を開けまくっている。
周囲の怪訝な顔は物ともせず、
たまに共感の目ざしを送られると、二マッと微笑み返す。

 

この奇妙な日常を貴重な経験として、
生徒さん達と再会の喜びに浸る日まで、心身ともにタフでいよう。
長い戦いは、来年も続く。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
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