ブラッセリー・ホロホロ
2019/07/19
オシャレな看板の向こうに緑が見え、入る時にいつもわくわくするホロホロ。
ドアを開けると、ぽっかりとそこだけ別世界、心地よい喧騒に包まれる空間。
スタッフもお客さんも美しく、居心地よい趣味の良さ。
美味しいものが食べたいなあと思う時、必ず浮かべるホロホロ。
でもその時はもう遅い、今の今は絶対ダメ。
予約が取れないブラッセリ―にランクインだと思うくらい、いつもいっぱい。
ああ、でもでもそんな愛してやまないホロホロが先週でクローズ。
あの料理もスタッフともお別れ、何とも哀しい。
ビルが建て壊しになるという。
東京の建設ラッシュのあおりを受け、ステキな場所が、文化が壊されていく。
9年前、コピーライターの生徒さんの紹介で、
ホロホロのマダムのJ子さんが,英語が必要になりそうで習いたいといらした。
始める直後、メニューの英訳とかを先生と相談などしていた。
お店のスタッフのS子さんもお通いくださったりしたが、
お忙しくなって時間が取れなくなり間もなくお辞めになった。
それ以来の深くはないお付き合いだが、
J子さんは独特の魅力があり、勝手にファンになっていた。
閉店の彼女の挨拶文・・・
【最初は移転も考え進めてまいりましたが、表参道のこの場所でholoholoを終わらせるのも
私の生き方として良いのかもしれないと思い直し、閉店することを決めました。】
彼女の潔さに脱帽だ。
J子さんの次の舞台、楽しみに、応援している。
優秀だなあと思われる人
2019/07/08
ある人事部担当者が、「優秀だなあ」と思う学生や若者に会って分かったことは、
彼らの親は大体厳しい親だという。
私もリッチモンドに通ってくるお子さんを見ていて、確かに親御さんが厳しいとお子さんは良い子だ。
80%は親御さんとお子さんの態度・姿勢は一致する。
そんなに厳しくしなくてもと思うが、子供なりに納得して従っている。
可哀そうに、と思うくらい叱られ、私たちに時々不満を言ってくるが、
それでも、ひねくれることなく素直な立派な大人になっている。
親にとって子供は甘やかす方が簡単、わが子可愛さゆえに、つい手助けしたり、
少々の我が儘は聞いてあげたくなってしまう。
子供を叱れる親は、
自分が常に襟を正さなくてはいけない。
従って、そういう親はしっかりした生きる姿勢を身につけている。
昨今は、叱らない親が多いため、世の中がめちゃくちゃになっている。
親自身が基本的ルールを身につけていないので教えられない。
小学校の教室はどんちゃん騒ぎ、先生もお手上げだそうだ。
特に高学歴、地位の高いと言われているような人々の
あまりにも常識を逸しているような言動や行いに、日本国中乱れていく。
悪貨は良貨を駆逐することにならないことを願う。