壊れ行く日本
2018/07/31
最近、日本の将来に明るい希望を持っている人に殆ど会わない。
私の周りの知人・友人は昨今の日本の政治・経済・教育に
救いがたい絶望感で打ちひしがれているが、
何の不足も不満もなく一見幸せそうな人でも、
”日本にはもう未来はないと思う”と言う。
やはり、みな薄々感じている漠然とした不安。
このままではいけないと。
何処かでこの流れを止めなければ滅亡にまっしぐら。
どうなってしまうのか、不安でならない。
ただし、若い人はこのままが良い、
現状維持で幸せと、深く考えていないようだ。
決められたことに従っていれば、上手くいく、と思っている。
気が付いた時には戻れないところまで来てしまうのに。
若者よ、あなた達の将来よ、もっと厳しく現状を見つめてよ。
一方、中国では、
若者は、相変わらず一段上を目指し、海外の大学や大学院に留学する。
しかし最近は、国外で勉強した学生の殆どが帰国するという。
米国や日本より、本国の方が将来性があり、機会も多いからという理由。
ヨーロッパ在住の方のお話では、
日本のことは、原発を始め悪いことばかりがニュースになり、
日出る国どころか、日沈む国。
民主主義後進国、という暗いイメージらしい。
英語の先生も、将来性のある中国に流れている。
世界は日本バッシング、忘れ去られる日本はどこに行くのか。
今年もまた表参道の蓮の花
Lena先生ベルリンに行く
2018/07/17
日本生まれの日本育ちのレナ。
一度は外国で暮らしたいと選んだのはベルリン。
在職4年間、彼女に一度もストレスを感じる事なく、
少しでも嫌な気分になったことはなかった。
いつも元気でニコニコスマイル、愚痴や悪口を聞いたことがない。
怒りの感情がないのではないかと思えるくらいいつも平常心。
そのうえ頭がとても良く知的好奇心に溢れていた。
授業中は、機関銃のようにエネルギーを与え続ける。
生徒さんにも大人気。
彼女の明るいオーラが教室中に広がる。
彼女が旅立った後は、
レナの弟のエドが数コマ、中学生を担当する。
レナに負けず劣らず”良い子“で頭も良い。
良い先生になることも確信できる、楽しみだ。
リッチモンドの講師は元々欧米人だけではなく、多国籍。
みな、とても優秀だった。
ナイジェリアからの女性はイギリスの大学で学び、格調高く綺麗な英語を話し、
モデルのような美しい黒人だった。
ブータンの男性は、人柄が素晴らしく、アメリカの大学を出て慶応の大学院
で学んでいた。
モロッコ人男性も、フランス、アメリカで学び、一橋大学院で学んで、
現在トヨタ本社で働いている。
千葉の八千代台にも分校を開校したこともあり、
講師を募集し、interviewを何人か行った。
nativeの欧米人だけでなく、アジアからの人も面接した。
今回、面接してみて
欧米人以外の人々の方が、意識高く頑張っている。
私としては、少々気になる発音より、人柄や知的レベルの高さを取りたい。
が、そうはいっても、イメージもあるし悩ましい。