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英語と日本語

2013/05/31


リッチモンドスクールのMick先生の授業では
日本人の会話と英国人の会話の違いが良く話題になる。

 

日本人には会話のキャッチボールがないという。
相手を許容することから会話が進む。
「そうですね。そうですね」
「はい、私もそうです」
なかなか前に話が進まない印象らしい。

 

英国人は相手の言う事を批判することから始まるとか。
喧嘩するのではなく、
否定するのでもないそうだ。

 

私は以前、カウンセリングの勉強をしたことがあり、
その時、人の話を否定から入るのは良くない、
違う意見であっても、
許容することから入り、自分の意見を述べると、軋轢が生まれない。
相手に不快感を与えない。
と、学んだ。

 

英国人は自分の意見を打ち消されたことに不快にはならないそうだ。

 

アメリカ人のようにaggressiveではなく、
英国人はcriticizeなのだそうだ。

 

英国はイングランド、スコットランド、ウエールズ、北アイルランドから
成り立っているため、単一民族ではない。
criticizeされたことに対し、議論を深めて分り合っていくのか。
日本は単一民族のため、以心伝心、言わなくても分かり合える。

 

Mick先生は造詣が深く、観察力が鋭く、英国人特有のsarcasmで、
ユーモアたっぷりに話を盛り上げる。
私は、criticize出来ずに、妙に納得してしまう。
「はい、そうですね」

 

 

 

 

 

紫陽花 英語ではhydrangea

 

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野良猫

2013/05/24


リッチモンドスクールの庭には、猫が8匹くらい出入りしている。

 

最近、前に大きなマンションが出来て、
そこでは、徹底的に野良猫を排除している。
猫の方が、先住民なのに!

 

この周りは野良猫が多く、
近所の都営住宅は緑が多いため猫屋敷化しているが、
お年寄りたちの遊び相手になって、うまく共存している。

 

餌をたっぷりもらっているので、つやも良く、
野良猫とは思えないような姿で綺麗。

 

私はどちらかというと、犬派だが、やはり動物は何でも可愛い。
ただ、どうも我が庭を時々トイレにしているようで、それはちょっと困る。

 

猫アレルギーの生徒さんもいるので、
教室の中には、入れられないので、窓越しに見ているだけ。
また、警戒心が強いので、窓を開けるとさっと逃げてしまう。
よっぽど虐められた経験があるのかと思うと不憫だ。

 

家の中で大切に可愛がられている飼い猫と
野良猫の格差は人間の格差よりひどい。
猫のせいではないのに。

 

寒い冬や、雨の日、外でうずくまっているのを見ると、本当に憐れで可哀そう。
今度生れる時は幸せな飼い猫になるのよ、と呟いた。

 

 

 

 

花からこぼれた水を飲んでいる

 

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猫派の生徒さん曰く、少し警戒心を解き始めたとか、

 

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温室に入ることを覚えてしまった。まあいいか!

 

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国語力

2013/05/17


最近、国語の授業が見直されているという。
英語が小学生から必修になった為、
生徒の国語力、すなわち、読解力・表現力・倫理的思考力の低下に対して
危機感があるという。

 

ある高校では、毎朝5分間読書で、3年間で100冊読破が目標とされるとの事。
また、世田谷区では、『日本語』の授業を設け、
小学校で論語や古文を音読し語彙を広げ、
中学では倫理的哲学的テーマで自分の考えを発表し、
表現力や倫理的思考力強化を図っている。

 

また、ある記事で読んだが、アメリカの理系の学生は、
日本の学生より専門知識は劣っていても、
書く力、話す力が優れているため、発信力で日本人は負けてしまうと云う。

 

教育制度の違いもあるが、
欧米では圧倒的に記述式テストが多く、
読まなければならない課題本も比較できないほど多い。
日本のように暗記力テストは皆無らしい。

 

リッチモンドスクールでは、自主的な勉強として、
次回レッスンまでに日記でも、新聞記事を読んだ感想でも、
何でも良いので英文を作成してくるように促している。

 

ある先生は添削しながら、
英作文の前に、観察力の欠如、表現力・文章力の稚拙さ、感性の乏しさ、
すなわち読解力が問題だと云う。

 

読む、書く、話す、という「国語力」を構成する3つの要素の訓練、
それは読書。
小説でも専門書でも何でもよい。
読書することにより、
読解力はもちろんの事、思考力、観察力、洞察力を磨こう。

 

 

 

 

 

English Garden 友人(吉田)邸

 

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ゴールデンウイーク

2013/05/10


お正月とゴールデンウイーク
社会人にとって貴重な長いお休み、
皆さま、どのようにお過ごしでしたでしょうか?

 

リッチモンドスクールはカレンダー通りでしたが、
この期間は、英語から遠ざかって休みたいと出席者が少なく静かだった。

 

前半の休みは、音楽鑑賞三昧、
サントリーホールの読響、上野文化会館のオペラ、マクベス、
ガラッと違ってスイートベージルの大野真澄(ガロ)

 

また、鴨川の従弟のセカンドハウスで、採れたて自家製野菜の料理と、
地魚の刺身に、バーベキューに、Bon Appetite.
のんびり、ゆっくりのスローライフを堪能。

 

後半休みは、
一番のイベントは姉の誕生会。
家族は良いなと思える時間。
健康で平和で、来年の誕生日も穏やかに迎えられますようにと願う。

 

4連休は夜中じゅう外国TVドラマや、映画三昧、
外が明るくなるまで止められなくて、
自己嫌悪に陥るのだが、、、、

 

お休みは英語に遠ざかるため、
せめて耳だけは英語耳にしておかないとと、勝手な言い訳をして、
くだらないと思いつつも朝まで見てしまう。

 

映画鑑賞は英語力アップの一つ。
聞き取れた単語があれば、意味が分からなくても、
キャッチできたことに喜べば良いし、感を働かせて想像する事も良い。
聞き取れなくても、イントネーション、リズムが耳に残り、
自分が話すとき、英語らしい自然な話し方になる。

 

講師がいつも生徒さんに言うのは、
イントネーションに注意して、
英語らしいリズムを持って話すこと。

 

ぐうたら休みの過ごし方も、まんざらではない。

 

 

 

 

 

テラスでのランチ

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テラスの前に広がる田園風景

 

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笠森寺への階段

 

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笠森寺入口

 

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笠森観音、千葉の清水寺と呼ばれているとか、、、

 

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