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新国立競技場

2015/05/26


国立競技場の付近は

神宮の森に囲まれ、都心には珍しい緑あふれる美しい場所である。

 

そこに、あのユウホウのような形をした新国立競技場が建設される。

あの場所にはマッチしないと誰の目にも明らかだった。

臨海エリアなら、まだしもである。

 

建設費の予算が1300億円からザハ・ハディト氏の設計通りだと3000億、

縮小して1700億円、

維持費が年間35億円

 

コンペの結果にも問題があり、

当初から疑問の多い不評な新国立競技場だった。

 

素人の私でも疑問ばかりの競技場。

専門家の友人たちは、

毎週、会合を開いて反対運動をし、陳情に行ったりもしていたが、

結局、国立競技場は取り壊され、

無残な空き地になってしまった。

 

都市開発等の問題が全く無視された案であること。

予算がかかりすぎる事。

デザインがあの場所に合わないこと。

開閉式の屋根は、一昨年の大雪のような気候に対して弱く、

屋根が落ちる可能性がある事。

8万人のイベントがはたしてあるのか?

収容人口の交通手段が未定。

維持費がかかりすぎる事。等々。

 

懸念した通り、

予算が大幅に高騰するため、開閉式の屋根の設計は延期。

収容人口も縮小した案に変更されるらしい。

 

迷走の新国立競技場である。

 

神宮の森の風景になじんでいた競技場が消え、

膨大な税金が投入された、グロテストなコンクリートの塊が現れると思うと

憂鬱になる。

 

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自然について~ 対談:加藤登紀子とC.W.ニコルから

2015/05/18


ニコルさんは英ウエールズ出身のケルト人で

ケルトは、森の文化や海の文化があり神様が沢山いるところとかが、

日本と文化的に似ていると感じているとか。

 

彼が53年前に日本に来た時、

「あの花は生きているから踏まないで」

「花の気持ちになりなさい」

とか言うおばあちゃんの言葉に懐かしさを感じたと。

 

私はウエールズには行ったことはないが、

ケルト人の住むアイルランドには行ったことがある。

 

妖精の住むアイルランド、アイルランド神話が示す通り、

アイルランドの神秘的な大自然に、未知なる感情が震えた。

 

日本でも

山や海に神仏が宿っていると云われ、

山道にはお地蔵様が鎮座し、

大自然の中では、癒されると共に、どこか畏怖さえ感じる。

 

しかし、ニコルさんは、

日本の自然破壊が急速に進んでいることを危惧している。

 

森林破壊は、

地球温暖化はもちろん

地球上全ての生態系に影響し

森の破壊は海の破壊にもつながる。

 

都会に居ると森林破壊は身近な問題ではないが、

危機感を持って、心に留めておきたい。

 

 

近所の玄関先

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政治家の英語

2015/05/10


安倍首相がアメリカ両院合同議会で英語の演説をしたことが

国民には高く評価されている。

スタンデイングオベーションが○回で拍手が鳴りやまなかったとか

マスコミも大分持ち上げている。

 

テレビのコメンテーターも、

英語のスピーチは日本人として嬉しいとか、素晴らしいとか。

 

アメリカの新聞には、

カンペがしっかり映し出されていた。

此処で顔を上げる、間を置く、ここで○秒待つ、とか

子供の発表会でもあそこまでしないような細かい指示が書いてあった。

 

聴衆はみな下を向いて、スピーチ原稿を見ていたのは、

彼の英語は80%しかわからなかったとのコメントに表れていた。

 

リッチモンドスクールの英語の講師たちに聞いたところ、

内容はさておき、

発音、イントネーション、受け狙いのユーモア、滑舌の悪さ等々、不評、

努力賞かな、が大方のnativeの反応。

中には、聞いていて恥ずかしくなったので途中でやめた。

と言う講師もいた。

 

Awayで堂々としていたことは褒められるが、

英語として成り立っていたかは疑問。

 

カタカナ英語でも堂々としていたら良いとは思うが、

反面、あれならば日本語の演説の方が良かったとも思えてしまう。

 

やっぱり英語は難しい。

付け焼き刃ではねー。

 

政治家を目指すのであれば、

Nativeのように話せなくても

せめて通じる英語を話せるように勉強して欲しい。

 

 

百花騒乱の我が家

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