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2019年クリスマスパーティー@リッチモンドスクール

2019/12/25


 

今年も終わろうとしている。
32回目のリッチモンドスクールのクリスマスパーティーも無事終了。

 

ちまたでは忘年会スルーが主流だそうで、
リッチモンドのパーティーも参加者は減少しているが、
皆と話が出来、沢山のお手製料理を味わうことが出来て、
ゆったりと落ち着ける。

 

30年前は、年に数回サマーパーティーやフェアウエルパーティーも行った。
当時は、パーティーというと講師の友人知人の外国人が大挙して押しかけ、
映画で見る世界、欧米の若者のパーティーさながらの喧騒だった。
私も先生も生徒さんも若かったし、”外国人に交じり日本じゃないみたい”と楽しかった。
次の日、二日酔いとしゃべりすぎ、はしゃぎすぎでぐったり疲れた身体に、
もう飲まないと何度誓った事か。

 

また何回かサプライズパーティーも行った。
私へのサプライズもあり、
Carlaという可愛い先生が秘密裏に仕切っていたが、
携帯のない時代、ケーキ屋さんからの電話を私が取ったり、気づいてしまった。
先生へのサプライズも行ったが、どういうわけか必ずばれていた。
遠い昔の出来事、ついこの間の事の様でもあるが。

 

今年は中国人家族、カナダ人、イギリス人、日本人と、日本語・英語・中国語が飛び交う。

国境を越えて人類は一つ。

 

また、数年前の生徒さんが中国人の可愛いいフィアンセを連れて来てくれた。
F氏が祝い唄でお祝いをし、皆でお二人に祝福の拍手。
温かい風が吹いて、和やかな時間、良いパーティーだった。

 

 

 

 

 

 

 

写真説明  F氏のお祝い唄

 

 

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中国語でガールズトーク

 

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世界で最も尊敬された中村哲医師 ―今そこにいる苦しむ人の為にー

2019/12/09


中村医師が銃撃されたというニュースに全身の力が抜けた。

涙が止まらない、とか茫然自失とか、信じられないとか、
怒りと悲しみに溢れた、おびただしい数の追悼コメントが、
世界中から誰よりも多く寄せられている。

 

昨年春、私は数十年の夢が叶い、先生の講演を聴ける機会に恵まれた。
憧れの中村先生は、何処にあの情熱が隠されているのだろう、
小柄で洒落っ気の全く無い素朴な赤ひげ先生。
そこで語られた言葉の重みは、私の陳腐な言葉では語りつくせない、
心に突き刺さる。

 

彼の生きざまは、超人的でありながら、気負いも衒いもない。
苦しむ人のために、世界から忘れられた人々のために、情熱を傾ける。
武器ではなく、井戸を、用水路を、命の水を。

 

中村先生の著書;“医は国境を越えて”から
《そうそうと流れる渓谷のせせらぎが闇に聞こえる。このアフガニスタンの山中で、日本の誰も味わえぬ平和なひと時をかみしめる。これも役得だろう。見上げるといつもながら降るような満点の星屑である。北極星を探して東を定め、遠い日本に思いを馳せる。(略)
ここでは、生も死も、悠久の大自然の中に忽然と溶け合っている。(略)
ここ極貧の「文明の辺境」では、分を超えた生への執着や「不安の運動」から、私たちが自由であることに感謝した。》

 

アフガニスタンの辺境の地で、最も否定した武力によって命を奪われた先生を思い、
我々は畳をかきむしるほどの、悲しみのどん底に突き落とされているが、
中村先生は悠久の大自然の中で生死を超えて生き続けている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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