春は明けるのか?
いつの間にか1月も終わり2月も中旬に。
コロナ禍のトンネルは、いつ出口になるのか、
終わりの見えない変則的な日々が続いている。
ほんの少しの明かりはワクチン。
ただし、あまりに早急だったため、
素人ながら、アナフィラキシー等のアレルギー反応や、
ギラン・バレー症候群のような神経系の疾患も怖い。
まだ、時間があるので様子を見極めて接種を決めたい。
また昨今は、女性蔑視発言による森会長の辞任劇。
朝から晩まで、この話ばかり。
“女・子供は黙っておれ、云々”という言葉があるくらい、差別がまかり通っている国・日本。
単一民族であるため、日常的には目立たないが、
ある種の権力者は、先入観を持ち、仲間意識が強く、異質の意見や考え方に強く反応し否定する。
男女差別だけではなく、上級国民と下級国民、貧富の格差。
あらゆる場面で差別がある。
また、発端は森氏女性蔑視発言だったが、さまざまな問題を炙り出した。
密室でお仲間でシャンシャンシャンと手打ちで重要なことを決める。
権力を持った者だけで結論し、有無も言わさず従わせる。
美味しいことは自分たち仲間内だけで分配し、他は排除する。
こう羅列すると、どこかで聞いたことがあるなと思ったら、
そうだ、戦前の軍隊だと気が付いた。
前回のオリンピックは、日本が軍国主義から脱却し、
民主国家になった証を世界に知らしめたオリンピックだった。
今回図らずも、
日本は民主主義の国にはなりえなかったと世界中にお知らせすることになってしまった。
庭は春間近