本日のオピニオン(毎日新聞より)
コロナ禍疲れで身も心も湿っぽい。
そのうえ、10年目を迎えた3.11のフラッシュバックにPTSD状態。
家を無くし、仕事を無くし、親・兄弟姉妹、子供を亡くした人々のその後に、
他人事になってしまった非被災者として申し訳なく心が痛い。
どこを見ても心が晴れない。
こんな時、賢い人は、普段読めなかった本を読み、ゆったりと音楽を聴いて、
画集を紐解き、知的センスを磨き、時間を無駄にすることなく断捨離し、
身も心もすっきりさせるのだろう。
私はと言えば、オンライン授業になったため、私の仕事量がかなり減り、
肉体的に楽になったのだが、何もする気が起きずダラダラした日々に嫌悪感。
自分の不甲斐なさを嘆いていたら、毎日新聞のオピニオン欄で、
”恥じるところなし半額料理” 69歳の主婦の方の投稿。
朝一番にスーパーに行って半額のお宝食材を見つけ、
料理好きな彼女はそのお宝食材を一日で使い切り、
食品ロスを防ぎ、節約を心がけるという。
また、ヨモギ、フキノトウも摘んでお料理する。
上級国民の接待料理より健康的。
”こんな真面目な私らが国を作っているのを忘れるな、と言いたい。“と。
クスっと感心、スッキリした。
私も言いたい。
緊急事態宣言解除が根拠なく無策に出されても、
期待せず納得している大多数の真面目な国民にこれ以上甘えるな。