
長く続ける
毎日新聞、海原純子さんのコラムから、
女医である彼女は
“長年の細々とした仕事の継続は、確実に私自身を変えてくれたと思う”
“何事も細々とでも長く一生懸命続けることは力を持つのだと思う”
そして、『刀剣を磨く』という詩から、
”せっせと磨いても刀は光らないが、磨く本人が光ってくる。
リッチモンドスクールは来年で30年を迎える。
まさに細々と続けてきた。
何か成し遂げたのだろうか?
気がついたら30年経っていた、というのが正直なところ。
初めの頃は
ストレスいっぱいで鬱々としたり、
パニックになったり、
我がままで、未熟だった。
最近は、慣れか惰性か、
苦痛で仕方がなかったことでも、
辛いと思わなければ、苦痛を感じなくできること。
ストレスに押しつぶされそうになっても、
そのストレスを楽しもうと、
思う事が出来るようになった。
そして、
ハードルを越えた時の喜びは大きい。
が、越えられなかった時は
違ったハードルだったと思う事にする。
何も成し遂げていないけれど、
長く続けた間に、
心豊かな、素晴らしい人々に出会え、
世の中の広さを実感・経験したことが、
私を成長させてくれたと思う。