
どう戦わないか
毎日新聞“時代の風”西水美恵子さん(元世銀副総裁)から
どう戦うかではなく、
どう戦わないか。
つまり、いかにして敵を作らないか。
スイスの高官との話を例にとり、
安全保障の在り方について述べている。
永久平和を誓った中立国であるスイスは
国防戦略の無敵な力は、『抑止力』だと。
PKOには積極的だが、徹底した人道支援のみ。
一度でも国外で武力を使うと抑止力が元も子もなくなる。
“しかし、最も重要な政策は教育だ。
抑止力の持続的育成を可能にするのは、常に100年先を見据える国民教育。
総合的に教養を高め、平和を尊ぶ歴史観を養い、鋭敏な判断力を育み、
信念を持って行動するリーダーシップ精神を持つ民であって欲しい。“
世界中の指導者に
この言葉をささげたい。
メルケルさん率いるドイツも羨ましいけど、
スイスも羨ましいなあ。
すこしずつ色づき始めた街並み