
灼熱の夏の終わりに
元来、身体は丈夫な方で
食べ過ぎ、飲み過ぎで具合が悪くなる程度だったが、
今夏は、違った。
激しい嘔吐に始まり、腹痛から腰痛、頭痛、多発した口内炎に、
すっかり体力を消耗してしまった。
何らかの菌に感染した結果らしいが、
これが世にいう夏バテなのかしらと嘆いていた。
また、悲しいかな、年と共に回復力が遅く、
免疫力も低下したまま。
そうなると、やる気も起こらず、ますますlazyに。
気力体力の戻りは、涼しい秋を待つばかり。
ここで天皇陛下を持ち出しては失礼だが
体力の衰えは抗えないもの。
「生前退位」の英訳抜粋の説明を、ロバート・キャンベルさんが新聞で述べていた。
英文は、原文より鮮明な意思表示になっていて、
陛下の考えや苦悩が海外でも理解されるだろうと説明している。
In coping with the aging of the Emperor.
I think it is not possible to continue reducing perpetually
the Emperor’s acts in matters of state and his duties as the symbol of the State.
天皇の高齢化に伴う対処の仕方が、国事行為や、
その象徴としての行為を限りなく縮小していくことには、
無理があろうと思われます。
略
It occurs to me from time to time to wonder whether it is possible to prevent such a situation.
こうした事態を避けることは出来ないものだろうかとの思いが、胸に去来することもあります。
(宮内庁の英訳文から)
今週は涼しくはなったが、
多発する台風の影響で雨が降り続いている。
爽やかな秋晴れが待ち遠しい。