
ラトビアの十得 ~ ”日曜日ですよ!”by小川糸 (毎日新聞)
最近のブログは暗くなるばかりなので、今回はちょっと素敵な話。
小川糸さんの本は読んだことがないので、後ろめたいが、
糸さんが連載している“日曜日ですよ!”は
毎回、心がスーと解けていくようなフワッとして優しい感覚にしてくれる。
彼女の家のトイレの壁に「ラトビアの十得」がかかっているそうだ。
取材でラトビアを訪れた際、
”まじめで美しく、足ることを知りながらも
豊かに楽しく生きている人々の姿に衝撃を覚えた“そうだ。
ラトビア人が守っている大切な事が十得だそうだ。
糸さんの解釈によると、
常に正しい行いをしましょう。
隣の人と仲良くしましょう。
自らの知識や能力を社会のために惜しみなく差し出しましょう。
真面目に楽しく働きましょう。
それぞれの役割を果たしましょう。
向上心を忘れずに、自らを洗練させましょう。
家族や隣人、故郷、自然など衣食住のすべてに感謝しましょう。
どんな状況におちいっても朗かに明るく受け止めましょう。
ケチケチせず、気前よくふるまいましょう。
相手の立場に立って寄り添いながら生きていきましょう。
そして彼女は、
“人間の、本来持って生まれた正しさというものを信じている点がとても素敵だと思う。
・・・・・ 私も、朗かに、清く正しく、生きていきたいと思う“と。
そんな桃源郷がこの地球上にまだ存在しているのか、
ラトビア、一度訪ねてみたい。
そして私も、朗かに、清く正しく、生きていきたい。
注:ラトビア
バルト三国(エストニア・リトアニア・ラトビア)の1国で
EU、NATOに加盟。
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