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日本でいちばん大切にしたい会社 ―坂本光司

 

友人の大橋良さんのブックフェアで手に取った本。

 

彼のお勧めで読んでみた。

 

あまり知られていない中小企業の経営者たちの心を打つ経営哲学。
彼らの感動的語録に心打たれた。

 

その一つが中村ブレイズ。
石見銀山に本社がある義肢装具メーカー。
まだ日本には義肢という概念も製品も存在していない時代1974年創業。

 

社長の中村氏は、働きながら学び、渡米もし、
世のため、人のために貢献できる仕事としたいと技術を学び、
故郷に会社を作った。

 

中村ブレイズの製品はすべて手作り、
一人ひとりのお客様に対応したものを作らなければならない。

 

必要なものを必要としている人に…、
世界に一つしかない本当の物づくり…というコンセプト

 

”五体不満足の方や高齢者の方、いわば社会的弱者の方々が
人間の尊厳を失わずに生きていく事を支える会社“

 

医療や福祉関係、介護等に関する製品が少ないのは、
責任と手間がかかるため、利益に見合わないということらしい。

 

物づくり大国日本は、
効率のみを追及するのではなく、
弱者のための物づくりこそ、器用な日本人の真骨頂ではないか。

 

倫理観などお構いなしで利潤追求。
自分さえよければそれで良し、とする感謝を忘れた新自由主義。
世のため、人の為にという大会社の企業人が見当たらなくなって久しい。

 

 

 

友人Yさんの百花繚乱の庭園

 

 

 

 

 

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