
正義感
“正義感”と言う言葉を聞かなくなって久しい感じがする。
最近は、
“正義感”は、ダサいとか、うざいとか、大人げないとか、
プラスではなくマイナスのイメージ?
自己中心の自分勝手な人が溢れている現代には、
通じない言葉なのだろうか?
それは日本だけではなく、
世界に蔓延している。
どうしてこうなってしまったのだろう。
第二次世界大戦後、
もう二度と苦しい思いはしたくないと、
世界中が豊かさを求めた結果、
心の貧困をもたらした。
経済中心の世界の失敗は明らかだ。
それでも世界の指導者は、
日々、儲かること、得をすること、戦いに勝つこと、
中世のような価値観を持っている。
為政者や役人は、
教養を高め、深い倫理観とdiversityを持って欲しい。
前文部次官の前川さんのような正義感を持って
国のために働くという役人や政治家はいずこへ。
清く正しく美しく、
そのような世の中は夢物語なのか。