title-%e6%97%a5%e9%87%8e%e5%8e%9f%e5%85%88%e7%94%9f

日野原先生

 

先日亡くなられた日野原先生の本は読んだことがなかったので、
評判になっている何冊かのうち1冊を注文した。
なんと、1か月も待たされて。

 

“生き方本”は、ちょっと抵抗があるが、
105歳の長寿を全うされた日野原先生には、
特別な何か、があるのではと思い、
読んでみたくなった。

 

「どうよく生き、どうよく老い、どうよく死ぬか」日野原重明

 

”生きていくことに、悲しみはついてまわります。
けれども、悲しみの数よりもはるかに多くの喜びが人生には用意されている、
そう私は信じています。“

 

日野原先生は、30代でアメリカに留学し、
臨床医学の父とも呼ばれたオスラー医師の著書を通して
臨床医としての姿勢を学んでという。

 

”医師は病を診るのではなく病む人を診るのだ。“
”南を向く斜面のよう人柄でありなさい“

 

彼は、そのオスラー先生の教え通りに、
臨床医として、
常に患者の立場に立って、患者のために生涯尽くされた。

 

日野原先生は、根底に人間に対する深い慈愛と優しさが溢れていた。

 

晩年は子供たちに、命の大切さを伝えるため、
亡くなるまで日本中津々浦々講演に回っていた。

 

また、スポーツ、音楽、絵画、文学、どれにでも造詣が深く、
全てを、一流にこなされた。

 

同じ時代を生きた医師の父に、
”日野原先生を見習って“と叱咤激励したが、
一足早く、わが父は90歳で現役の医師として亡くなった。

 

超人的な日野原先生と比較してごめんなさいと、
父の写真に手を合わせている。

 

 

 

 

 

 

 

 

IMG_0104 IMG_0105

 

 

 

 

IMG_0110 IMG_0111

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
お問い合わせ