男気
先日亡くなられた星野仙一さんの追悼文 “{男気の美学}貫く” が
毎日新聞に掲載されていた。
現役時代はあまり覚えていないが、
監督になった星野氏のイメージは強く残っている。
負けん気魂が前面に出すぎて、何か好きになれなかった。
今にして思えば、それが勝負師なのだろうが。。。
いつも吠えている闘志の塊は、ちょっと受け入れがたかった。
最近、
“男気溢れる闘将”、“燃える男”
と言われた彼の人となりを耳にし、ちょっと感動している。
若い時には分からなかった彼の魅力。
友人のFBでも
「偉ぶらず、ガサツでもなく、実にいい男だった。
爽やかに気を使い、物怖じしない男
今までの審美眼が揺らぐほどの男」
と賛美していた。
追悼番組では、
福祉施設を定期的に訪問したり、
難病や障害のある子供たちへのボランティア活動が紹介されていた。
有名人だけでなく、
市井の人々からの感謝の言葉に心打たれた。
燃える男は、
繊細で心優しい人間力を持った男の中の男だった。
2013年に日本シリーズで楽天初優勝した時の言葉。
”ほんの少しでも、雀の涙でも、被災者の皆さんを癒してあげたかった。ありがとう“
「男気の美学」を持った昭和の男がまた一人去った。
1/23 スクールの前の道路。