世界平和
オリンピックの喧騒に惑わされないようにと思っても、
羽生選手や小平選手の金メダルには、心から歓喜しウルウルしてしまう。
全てを犠牲にし、ひたむきに、がむしゃらに、
一心不乱に突き進んできたであろう日々を思い、感動に心震える。
それは、日本が金メダルを取ったと浮かれているわけではない。
日本人として、彼らを誇りに思うのではなく、
一人の人間として、彼らの偉業に心からの尊敬の念を抱く。
彼等には、
一時代前の、日の丸を背負って戦いました的な悲壮感はない。
彼等には、
自分に打ち克った誇り、
平たんではなかったであろう道のりを回顧し
支えてくれた周りの人々への感謝に溢れていた。
また、戦いが終わった後の他国の選手との健闘の称えあいに心打たれる。
羽生選手とフェルナンデス選手
小平選手と李相花選手。
そこに存在するのは信頼と友情、
国境はない。
オリンピックは、
利権の塊で、ある一部の人にお金が舞っていると思うと、たまらく不快だが、
百歩譲って、世界平和のためなら、我慢しよう。
ある女優さんが、映画のインタビューで、
「世界平和」と言い、その場には見当違いなコメントだと皆の失笑を誘ったとか・・。
銃も戦車も壁もいらない。
私も叫ぶ「世界平和」
満開の緋寒桜(表参道)
ミモザ(表参道)