Lena先生ベルリンに行く
日本生まれの日本育ちのレナ。
一度は外国で暮らしたいと選んだのはベルリン。
在職4年間、彼女に一度もストレスを感じる事なく、
少しでも嫌な気分になったことはなかった。
いつも元気でニコニコスマイル、愚痴や悪口を聞いたことがない。
怒りの感情がないのではないかと思えるくらいいつも平常心。
そのうえ頭がとても良く知的好奇心に溢れていた。
授業中は、機関銃のようにエネルギーを与え続ける。
生徒さんにも大人気。
彼女の明るいオーラが教室中に広がる。
彼女が旅立った後は、
レナの弟のエドが数コマ、中学生を担当する。
レナに負けず劣らず”良い子“で頭も良い。
良い先生になることも確信できる、楽しみだ。
リッチモンドの講師は元々欧米人だけではなく、多国籍。
みな、とても優秀だった。
ナイジェリアからの女性はイギリスの大学で学び、格調高く綺麗な英語を話し、
モデルのような美しい黒人だった。
ブータンの男性は、人柄が素晴らしく、アメリカの大学を出て慶応の大学院
で学んでいた。
モロッコ人男性も、フランス、アメリカで学び、一橋大学院で学んで、
現在トヨタ本社で働いている。
千葉の八千代台にも分校を開校したこともあり、
講師を募集し、interviewを何人か行った。
nativeの欧米人だけでなく、アジアからの人も面接した。
今回、面接してみて
欧米人以外の人々の方が、意識高く頑張っている。
私としては、少々気になる発音より、人柄や知的レベルの高さを取りたい。
が、そうはいっても、イメージもあるし悩ましい。