偏見・差別 Prejudice, Bias, Discriminate
今日のレッスンで、先生が生徒さんに質問していた。
“自分の性格で、こうなりたいというところは何か述べなさい”
リベラルな一人の生徒さんが、
”自分は差別的な人間ではないが、それでも少なからず偏見がある、
それを直したい“
世界中、分断が起こっている。
対立が生まれ、分断された民衆はお互いを憎しみあい罵り合っている。
世紀末のような恐怖を感じる。
日本でも、弱者やマイノリティに対する誹謗中傷は酷すぎる。
自分の考え・意見のみが正しく、違った意見には口汚くののしる。
稼げない人、生産性がない人は生きる価値がない。
何でも自己責任。
どうしたら良いか?
心療内科の海原先生が、
『別の視点でものをみる』
自分が見たくない部分こそあえてみようとするのは勇気が必要だ。
自分と違うもののとらえ方をする人の話を聞く勇気を持ちたい。
『視点をかえる』
ものの見方をひとつの方向ではなくさまざまな方向でみることが、
そのことを全体的にとらえて把握するのに大切であり、
視点や考え方が固定化するのはリスクが高くなる。
どうしたらそのような寛大な心持ちになれるのか?
沢山の人と会い、価値観の違い、思考回路の違い、文化の違い、等々、
さまざまな相違点を、意見を戦わせながら理解し、
心広く、認め合うことが必要ではないか。
易しいことではないが、そうありたいと思う。
健気に和蘭