昭和天皇実録
昭和天皇実録が公表された。
あまりに長い為、新聞やテレビで報道されている解釈を斜めに読み聞いている
だけなので、間違っているかもしれないが・・・・私なりに読み解いた。
激動の時代を生きられた苦悩の日々が実録の中から読み取れる。特に、
第2次大戦に対しては、我々には計り知れない苦しみや思いがおありだったようだ。
昭和天皇は、皇太子時代
欧州を訪問し、第一次大戦の戦跡を訪ねた時、説明を聞きながら
「戦争というのはじつにひどいものだ。可哀そうだね」と涙ぐんでつぶやいたそうだ。
一貫して戦争には反対で、平和的に解決するようにと、言ったにも拘らず、
軍部の暴走で戦争に突入してしまった。
何人かの軍人の名前をあげ・・・は許せないと、密かに側近におもらしになったらしい。
敗戦後、マッカーサーに単身で会いに行き、
「私はどうなっても良いから、国民の衣食住にお力添え頂きたい」と仰った。
「敗戦国の元首は絞首刑にされるため、普通は命乞いをするか、亡命するか、
自分だけが助かる方法を画策するが、日本の天皇は、自分の命を懸けて、
国民を守ることだけを懇願した世界に類を見ない元首だ」と、
この時、彼は天皇に『神のごときの帝王を見た』と感想を述べている。
そのお気持ちが、国民に何とか元気になってもらいたいと、
敗戦直後の全国巡幸に結びついている。
私の個人的な感じでは、御心の内は巡礼だったのではないか?
晩年の懐かしいお姿が甦る。
帽子を掲げて会釈をなさりながら、民衆にお答えになり、
「あ、そう」と仰って、優しくうなずかれるお姿。
今の平成天皇にそのDNAは受け継がれているようだ。
また、状況も戦争前夜にとても似ている。
昨今の不安定な時代にあり、
天皇陛下もことあるごとに平和憲法維持を持ち出され、
ざわついた御心の内をそれとなくお示しになる。
ひっそりと東洋ラン




