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Mick先生とDr. Y

イギリス人のMick先生がリッチモンドスクールを去る。

 

教育学と英文学の大学院卒のインテリ。

日本の歴史から教育、政治にも詳しく、
授業の合間に話すのが楽しみだった。

 

政治的な話では、ほとんど一致するのだが、
EU離脱派だったのには驚いた。
移民問題、治安、福祉、英国内事情は我々には見えない。
立場によって考えは違うのだと、改めて考えさせられた。

 

Mickの授業は、
毎回必ず、その生徒さんの興味のある文章を持って来て、
シャドウイングをさせ、内容を質問する。
その後、その生徒さんに合った教科書を使用しての授業となる。

 

生徒さんのYさんも一緒にお辞めになる。
Y先生は呼吸器外科のドクター。
現在は、日赤本部のアドミニストレーションにいらっしゃる。
私の友人のご主人でもある。

 

彼への授業では、
世界中の赤十字の記事を準備し使用した。
教科書はBusiness Result, intermediate→upper-inter.→advanced
と3年半の間に3冊進んだ。

 

Dr. Yは、
“記事は世界の赤十字の動向が分かりとても興味深かった。
また、教科書は、会議の進め方、マネージメント、意見のとりまとめ等、
内容がとても仕事の役に立って面白かった。“

 

Mickは、足の具合が悪く、通ってくるのが困難になった事。
リッチモンドがもう少し近かったらと残念がっていた。

 

Dr. Yは、
“今年から責任ある立場になり、続けるのが困難だったが、
Mickが頑張っている間は、何とか続けようと思った。
1週間一度、定期的に時間を空けるのは、覚悟を決めなければならない。
緊急以外はかなり優先して時間を作った。
同年代のMickと話すのが楽しかったので続けることが出来た。“

 

Y先生はいつもにこにこ穏やかにお話して下さり、こちらを優しい気持ちにさせ、
お会いするのが楽しみだった。

 

Mick先生もY先生も心から話せる信頼できる人だった。

 

 

 

 

別れはいつも哀しい。
プレゼントはいつも嬉しい。

 

 

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