
2017年の始まりに
不寛容と差別の時代の幕開けに
気分が晴れずに迎えた新年。
穏やかな三が日の温かい陽の光に心ほっこり、
その憂いも少し和らぐ。
昨年暮れ、真珠湾でオバマ氏の演説から、
…, we must resist the urge to turn inward.
We must resist the urge to demonize those who are different.
…内向きになる衝動に抵抗しなければなりません。
自分達と違う人々を悪魔のように扱う衝動に抵抗しなければなりません。
(毎日新聞)
オバマ氏は、来たるべき次代の
偏狭な権力主義・排他的主義に強い危機感を持っている。
また、論説委員の福本氏から
「市民の良識」という言葉を知った。
市民の良識とは、
Common Decency (常識的な配慮、一般的品位、共通の良識)
今後、その市民の良識が保たれるのか?
この暗黒は、夜明け前の暗闇なのか。
世界はどの方向に向かっているのか。
或る女性の投稿から、
”選挙の投票だけが自分の責任だと思っていたが、
もうそれだけではいけない世の中になっていると思う。
…「腹が立つ」というだけでなく、しっかり勉強して、
自分に出来ることをしていきたいと考えている。“
この投稿者のように、
世界中の人々が「市民の良識」を持ち、進んで行けば、
未来に希望の光は見えるのではないか。
2017年、一筋でも希望の光が見えることを願う。