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壊れ行く日本

 

最近、日本の将来に明るい希望を持っている人に殆ど会わない。

 

私の周りの知人・友人は昨今の日本の政治・経済・教育に
救いがたい絶望感で打ちひしがれているが、
何の不足も不満もなく一見幸せそうな人でも、
”日本にはもう未来はないと思う”と言う。

 

やはり、みな薄々感じている漠然とした不安。
このままではいけないと。

 

何処かでこの流れを止めなければ滅亡にまっしぐら。
どうなってしまうのか、不安でならない。

 

ただし、若い人はこのままが良い、
現状維持で幸せと、深く考えていないようだ。

 

決められたことに従っていれば、上手くいく、と思っている。
気が付いた時には戻れないところまで来てしまうのに。

 

若者よ、あなた達の将来よ、もっと厳しく現状を見つめてよ。

 

一方、中国では、
若者は、相変わらず一段上を目指し、海外の大学や大学院に留学する。
しかし最近は、国外で勉強した学生の殆どが帰国するという。
米国や日本より、本国の方が将来性があり、機会も多いからという理由。

 

ヨーロッパ在住の方のお話では、
日本のことは、原発を始め悪いことばかりがニュースになり、
日出る国どころか、日沈む国。
民主主義後進国、という暗いイメージらしい。

 

英語の先生も、将来性のある中国に流れている。

 

世界は日本バッシング、忘れ去られる日本はどこに行くのか。

 

 

 

 

 

今年もまた表参道の蓮の花

 

 

 

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