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BLOG

ノーベル賞

2015/10/14


今年も日本人が受賞した。

 

もう20年以上前になるが、

米国NIH(National Institutes Health)の研究員だった友人が、

カフェテリアで食事をしていると、

ノーベル賞の受賞者があちこちで食事をしていると話していた。

さすが、アメリカ。

ノーベル賞が日常なんて、すごいなあと当時思ったものだ。

(NIHには100人くらいノーベル賞受賞者がいるといわれている)

 

最近の日本も、毎年受賞者が出ている。

今年も、大村智氏と梶田隆章氏が授与された。

 

殆どが旧帝国大学出身者の中で、

今年は山梨大と埼玉大の学部卒業生。

 

特に大村氏は異色の経歴。

大学卒業後は都立墨田工業高校の定時制の先生をしていて、

頑張っている子供たちを見習おうと思ったと。

 

そして数々の大学院や研究所で学びながら稀有の業績を残し、

破たん寸前だった北里研究所を立て直した経営者でもある。

そのうえ、美術にも造詣が深く

女子美大に亡くなられた奥様の名前を冠した「大村文子基金」を設立。

故郷には「韮崎大村美術館」を設立し数千点の美術品を贈呈展示している。

 

また、彼の言葉は深かった。

「人のために役に立つことをやれ」はお祖母さまの教え。

 教え子たちには、

「人のまねはするな」

「失敗を恐れるな」

「成功した人は誰よりも失敗した人」

 

彼の様なオールマイテイーで幅の広い人間性を持った研究者が

日本に存在していたと思うと本当に嬉しい。

 

紅葉が始まったゴルフ場

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伝承を継承すること

2015/10/05


歌舞伎座で先代萩を鑑賞した。

最近、世話物や新作が多く、久しぶりに歌舞伎らしい出し物を堪能した。

時代物はセリフが難解でも、独特のセリフ回しが耳に心地よく響く。

 

脈々と受け継がれている約束事、

舞台装置や必然の所作、

崩すことなく途絶えさせないでほしい。

 

先代萩は浄瑠璃の演目にもあるため、

太夫が三味線とともに物語る一場もあり、

伝統芸能の重みをずっしりと噛みしめた。

 

人形浄瑠璃と言えば、橋下氏の不要論。

日本人として悲しい。

 

最近、文部省が文化系学部を見直すとか云っている。

実学重視。

役に立たないものは排除するという近視眼的考え。

 

歴史や哲学、文学や音楽を学ぶ事。

そこから生まれる自由な考え・深い考察力・見識が、

いかに人間形成に役立っているか。

 

私は年中行事をするのが好きだ。

その都度リッチモンドスクールの講師に説明する。

最近ではお彼岸の話し。

彼らは非常に興味を持って説明に聞き入る。

 

継承する伝統を神秘的で羨ましいと思っているらしい。

そんな時、日本人として誇りに思う。

 

また、歌舞伎鑑賞は友人と申し合わせて、なるべく着物を着ていく。

すごーく面倒くさいけれど・・・

優しい人たち

2015/09/28


香山リカさんの“心の万華鏡”

”デモを支える「影の力持ち」“毎日新聞から

 

彼女はたびたびマスコミに登場する弱者の味方の精神科医。

国会議事堂前の抗議活動の“医療班”について書かれていた。

 

彼女のコメントによると、

彼ら彼女らは、個人的に手を挙げた医師・看護師らのボランティア。

個々に日程を調べ、参加可能な人が駆けつける。

 

警官隊に意地悪されながら、

狭い場所で、我々の命を守って闘っている医療団。

 

先日、その中の一人の医師がスピーチをした。

 

こちらは感謝の気持ちで一杯なのに、

逆に彼は、この機会を与えられたことに・新しい出会いに・

勇気を与えられたことに・感謝すると、スピーチした。

 

また、私の友人たち。

 

SEALDsの若者たちがゴミを拾って帰るとFBに書かれていたのを見て、

たまたま持っていたビニール袋にゴミを拾いながら帰った。

 

次の日は、申し合わせたように、みな、家からゴミ袋を持参してゴミ拾い体制。

数万人が集合しているのに、あまりゴミは落ちていなかったが・・。

 

ゴミ拾い袋を持ってきた友人たちも、

ゴミを落とさない人々も。

 

また、医療班の先生の話から、

身動きが出来ない人混みで倒れたお年寄りの救出に途方に暮れていた時、

“モーゼの海の水を割る”の話のように、

人混みが割れ、さっと道を作って助け出した人々。

 

みんな、みんな優しくステキ。

沢山の感動を与えてもらっている。

若者たちへのラブレター

2015/09/20


今週、国会議事堂前の集会に月曜から金曜、火曜を除き4日間参加した。

人生初の行動だった。

 

月曜は国会前の座り込みから参加した。

沢山の中年から老年の男女でピクニックに来ているような感じ。

”座り込み”と言う過激な雰囲気は全くなかった。

 

6時頃になると、アナウンスが始まり、

サラリーマンや大学生、高校生、若者が沢山集まって来た。

 

憲法学者や大学教授、野党の政治家、等の挨拶。

そしてSEALDsのコール。

若者のビートのきいたラップ調のコールは

国会前に響き渡り、我々の声を導く。

 

大江健三郎さんや落合恵子さんに混じり、石田純一さんが声を上げた。

著名な作家・学者に混じり、一般の人々の演説にも深く感動する。

普通の言葉で普通に話し、笑いも混じる。

また、SEALDsの女性たちの理路整然とした静かな心の叫びの演説には、

涙が出そうになる。

 

SEALDsを中心とする若者に心を奪われた。

彼らは朝まで集会をして、ゴミ拾いをして帰る。

 

SEALDsには、悲壮感やヒステリックな必死さは無く、

何処か覚めてクールでスマート。

秘めた情熱と静かなエネルギーを感じる。

心の叫びは、音楽のように胸にしみる。

 

ごり押しされた法案が通ってしまい、敗北感に打ちのめされるが、

若者からエネルギーを貰ったのか、爽やかな気分。

国の転換期の現場にいることが出来たと、ささやかな満足感。

 

ずっと前から行動してきたSEALDsの若者たちの心情を思うと、

心が痛い。

挫折感をバネに明日に向かって、

エネルギーを切らすことなく、

戦い続けて。

応援するからね。

 

民主主義って何だ! これだ!

 

おばさん達はSEALDsの若者たちに、完全にノックアウト。

 

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リッチモンドスクールの子供たち

2015/09/11


中学生になり、完璧なほど良い子だった子がちょいワル子になる場合がある。

 

夏休み集中コースのお知らせをお送りしたら、

一人のお母さまが、“受けさせたいのはやまやまですが、、、、、、、”

“生意気な中学生になって、いう事を聞いてくれません。”

 

頭が良く、イノセントで聡明な美人さんだった彼女が生意気になったなんて

信じられない。

可愛いキラッとしたセンスを持っていた彼女と毎週会うのが楽しみだった。

 

もう一人は、幼稚園の時に始め、家が遠い為、出たり入ったりしている。

やはり秀才で顔も性格も可愛い坊やだったが、

ちょっと大人になり、ちょっとカッコ良い中学生になった。

やはりお母様は、云う事を聞いてくれないと嘆いている。

 

彼は某小学校では勉強をしなくても常にトップにいたが、

中学生になると、なかなかそうはいかない。

 

この夏休みは学校の教科であるフランス語を短期集中で学んだ。

講師がビックするほど、飲み込みが早く、全て瞬時に覚えてしまう。

もったいないかな、覚えたものは繰り返さないと忘れてしまう。

 

このような頭の良い子は、

時として、勉強しない子になる可能性がある。

コツコツ努力は、何事にも替えがたい。

 

秀才をいかに努力させるかがリッチモンドスクールの課題でもある。

私は親ではないので、

勉強しなくても可愛くて仕方がないけれど・・・・。

 

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津村禮次郎—薪能@佐渡島

2015/09/02


“躍る旅人―能楽師・津村禮次郎の肖像” 三宅流監督の映画を見て、

津村氏の舞う“動”の能に不思議な感動を覚えた。

 

映画では、彼自身も動きの激しい能を舞い、また、バレエや

コンテンポラリーダンスとのコラボ、果てはバリでのケチャダンスとのコラボ、

能の“静”とは対照的な激しい舞が描かれている。

 

彼は観世流能楽師ではあるが、古典能だけでなく、

彼独自の創作活動を70歳を経てなお続けている。

 

舞台を降りた日常の彼は、求道者の厳しさを感じさせず、

超越した好々爺の笑顔で、合う人すべてを魅了する。

 

映画でも描かれていた、彼が30年近く続けている佐渡での薪能を

ぜひ見たいと思い、出かけた。

 

赤々と燃える炎に浮かび上がった春日神社の能舞台は幽玄の世界。

狂言に始まり、能・杜若、創作ダンスの朱鷺、

創作ダンスではチェロと笙の奏でる音が物悲しく闇夜に響き渡り、

朱鷺の精と能楽師の舞は、動と静、喜びと悲しみが交錯し、

息をのむほど美しかった。

 

次の日は、友人の運転で北から南まで佐渡島一周。

地方再生の掛け声虚しく、街中はさびれた感じだが、

海と山の自然は、心が和む。

 

鎌倉時代には日蓮上人、室町時代には世阿弥が流され、

身分の高い人や武士・文化人等が多く流されたため、

神社仏閣や文化財が散在している。

能舞台も日本全体の3分の一が集中する。

 

また、金山が有名であるように、江戸時代は大変栄えた豊かな島だった。

豊かさを示すような、しっとり落ち着いた街並みも見られる。

 

初めての佐渡は実り多い発見の旅だった。

 

佐渡最北端、願

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根本寺

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蓮華峯寺

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中国語

2015/08/19


夏休み短期集中コースを利用して、

友人の女医恵子さんと、中国語を学んでいる。

 

恵子先生は、

数年前よりイタリアに魅せられ、イタリア語を勉強中。

一年に数週間、語学学校に短期留学しイタリア各地を旅行している。

 

息子さんが大学を卒業し、医師になったら即座に産業医を辞め、

フリーの検診医になり、

好きな場所を選び、好きな時だけ日本中を回っている。

羨ましい生活だ。

 

彼女は、“何でも内科、とんでも内科”と自己紹介する。

3人の肝っ玉母さんでもあるし、最近グランマになった。

 

慈恵卒業の才女と一緒に中国語を習うのは?と思っていたが、

彼女のユーモアのセンスで、笑いが絶えない授業で、とても楽しい。

私は以前にも中国語をかじったが続かなかった。

今回は少しは身になりそう。

 

中国語だけでなく、中国の歴史、文化、習慣等、

先生が困るほど、質問攻め、好奇心が膨らむ。

 

これから日本は、中国の旅行者だけでなく永住者が溢れると思う。

沢山稼いで、沢山税金を払ってくれれば、

悪い事ではないと思う。

 

リッチモンドスクールの先生たちは、

中国人全般のマナーの悪さや、ビジネス上の狡さ等、全くない。

日本に住んでいる中国人に対して、殆ど違和感を感じたことはない。

 

“悪貨は良貨を駆逐する”ではなく、良貨は悪貨を駆逐するようだ。

 

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平和

2015/08/12


最近の安倍政権の政策に、

高校生・大学生から若いママさんも

捲き込んで関心が高まっている。

 

今まで、全く関心のなかった若者が

政治に関心を持ったことは、

未来に明るい光が灯ったようで嬉しい。

 

ある人が、憲法9条で平和が保たれるか疑問だと言った。

もちろん武器を持っていないからと云って、

争いに巻き込まれないとは限らない。

 

モンスターの様なテロ集団には全く通じない。

しかし、ISIS等は西側の介入による戦争の爪痕。

アメリカの世界中の戦争は

勝敗はあったのか?

ベトナム・イラク・アフガンの結果は?

 

北風と太陽を思い出して欲しい。

どんなに北風を吹かせても、ぽかぽか太陽には叶わなかった。

 

武器を増やし、武装し、

お互いエンドレスに軍事費を増強させる。

 

一人一人が友達になり、国と国が仲良くなることが

どんな安全保障より力強いと思う。

 

言葉が出来なくても、仲良くなればお互いに理解し合える。

 

さらに言葉が出来れば、世界が広がり、

お互いの国民性も尊重できる。

 

お互いの言葉を話し

武器を持たない平和外交。

 

世界中から尊敬される日本であり続けたい。

アメリカ在住S子ちゃんのお食い初め

2015/08/03


リッチモンドスクールの卒業生で、

ブログにも何度も登場するS子ちゃん。

彼女は現在アメリカで博士になって免疫学の研究をしている。

 

先日、お嬢ちゃんのお食い初めの写真がFBでアップされていた。

伝統的お食い初めの献立、手作りの祝箸まで並ぶ食卓。

その時のS子ちゃん2世の衣装は甚平。

ちなみにご主人はアメリカ人。

 

FBに時々お手製ケーキが現れて、

彼女の幼稚舎時代に焼いてくれたクッキーを懐かしく思い出している。

 

競争社会のアメリカでの研究生活は並大抵ではないだろう。

その中で、ご主人と仲良く、優雅に楽しく生活をエンジョイ、

当たり前のように、難なく日本の文化も取り入れた生活を送っている。

 

当時から文武両道、絵も描き、編み物もし、お料理好き。

やはり子供の頃から、

違う輝きを放っていたS子ちゃん、

ただの人にはなっていなかったと、

本当に嬉しい。

 

次はどんな喜びを見せてくれるのか楽しみにしている。

最年少ノーベル賞受賞、初の日本人女性受賞とか。

S子ちゃん、応援しているからね。

行動する若者に捧げたいリンカーンの言葉

2015/07/24


今、そこにある不確実な日本。

不安でいっぱいだが、

動きだしてきた若者の言動・行動に希望が灯る。

大人は、その若者たちに正義は勝つ・諦めないでと、

決して無力感を味あわせてはならない。

 

 

To sin by silence when they should protest

makes cowards of men.(Lincoln)

「抗議すべき時に沈黙するという罪によって、

人は臆病者になってしまうのである。」

 

 

“Don’t interfere with anything in the Constitution.

That must be maintained, for it is the only

safeguard of our liberties.” (Lincoln)

「憲法に関するいかなることにも余計な手を出してはならない。

憲法は私たちの自由を守ってくれる唯一のものなのだから、

維持されなければならない。」

 

 

I am a firm believer in the people. If given the truth,

they can be depended upon to meet any national crisis.

The great point is to bring them the real facts. (Lincoln)

「私は国民を固く信じている。もし真実が知らされるならば、

国民は国難に際して頼りとすることができる存在である。

大事なことは、本当のことを国民に伝えることである。」

 

 

I am not bound to win, but I am bound to be true.

I am not bound to succeed, but I am bound to live by

the light that I have. I must stand with anybody that stands right,

and stand with him while he is right,

and part with him when he goes wrong.(Lincoln)

「勝たなければならないのではなく、真実でなければならない。

成功しなければならないのではなく、自らの良心の光によって

生きなければならない。私は誰であろうと正義の側に立つ人の側に立つ。

そして、その人が正しい時にのみ、その人を支持する。

その人が間違っている時には、私はその人とはたもとを分かつ。」

 

 

ブログ〝ポルフィの日記″からの引用

 

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